Jumblesoul

愛情物語のJumblesoulのレビュー・感想・評価

愛情物語(1956年製作の映画)
1.5
戦前に活躍したピアニスト、エディ・デューチンの半生を大幅に脚色した劇映画。
白人富裕層のパーティで演奏するムード音楽オーケストラの話なので、演奏場面などどうも浮世の雰囲気が強くて白々しい。
デューチン役は悪役タイプのタイロン・パワーで音楽家らしさが無い。こんな薄っぺらな作り物の話に感動するなんて、ヒットした当時がよほど能天気な頃だったのか。
良かったのは戦場で壊れたピアノを地元の子供と弾くシーン。いかにも作られたといったエピソードだけど、実話っぽく作られた他よりも数倍いい。
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