ひでG

大空港のひでGのレビュー・感想・評価

大空港(1970年製作の映画)
3.0
空港パニックものの初期作品。
飛行機、列車、ビルディングなど不特定多数が集まる場所での事故やテロなどを描く映画。事故や事件に巻き込まれてしまった複数の人物たちのドラマを同時並行的に見せることから「グランドホテル型映画」とも言われている。(ヒデぺディアより😆)

「グランドホテル型」の特徴として、複数の事故に巻き込まれる側の人物を描くことが売りになるので、比較的オールスターキャストになることが多いこと。

事故を防ぐ側(この場合、空港側のバート・ランカスター)にトップスターが起用されること。

必然的に長尺になるなどが挙げられる。

空港パニックものは、その後「エアポート〇〇」として多数作られていく。
チャールトン・ヘストン主演の「エアポート75」やアラン・ドロンの「エアポート80」につながっていく。

しかし、「いろんな人が集まっている所が💥💥」みたいなのの、集大成、
1974年の「タワーリングインフェルノ」
で完結してしまい、その後はあまり作られていかなくなった。

長々と「ヒデぺディア」解説を書いたけど、よーすやるに、パニックものの初期作
これに続いていくつか作られたよの最初の方の映画。

だから、本作の中身的には、今見るとと、翳りというか、古ぼけた感は否めない。

とにかく、事故が起きるまでが長くて、つまらない。
事故も割とシンプルに解決していく。
まあ、密航するご婦人のところは少し面白かったけど、全体的に盛り上がりに欠けている。

このジャンルは、どのように見せるかのノウハウが年々進化しているので、
例えば、今年の「非常宣言」と比べると、
子どもと大人の違いほどあるな〜

時代は進み、それとともにパニック映画も進んでいきますね。(0.1はそんな歴史におまけ😆)
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