Maiko

若草の頃のMaikoのレビュー・感想・評価

若草の頃(1944年製作の映画)
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本人達には大事件でも、傍から見れば他愛ない。そんな日常がユーモアたっぷりに描かれていて、ニコニコしながら見てしまいました。
昔ならではの、設定を作り込みすぎない感じが良い味。寛容というか、いい加減というか笑
終わり良ければ全て良しの大団円は幸せになれるので好きです。

ジュディ・ガーランドの恋する乙女っぷりが可愛い。そういう反応しちゃうよね!今見ても全く古臭くないというか、現代の作品でも同じ表情してる女の子がたくさんいると思う。
あとはもう末っ子が凄い。体中から発せられる(色んな感情の)パワー!とにかくパワフルで目を奪われる。マーガレット・オブライエン、アカデミー子役賞も納得。

ジュディ・ガーランドの歌声に聞き惚れる。ソプラノが綺麗なのはもちろんのこと、アルトの深い声色がとても素敵。
どの歌も良かったけれど、パーティーのダンスが一番好き。トロリーソングはこの映画の歌だったんだ。
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