MIRAGEMAN2

鳥人のMIRAGEMAN2のレビュー・感想・評価

鳥人(1940年製作の映画)
3.8
真っすぐに、時に狂気じみた情熱で、人に白い目を向けられながらも空を飛ぶという夢を追う幸吉の姿は、
応援したくなり、創作意欲も刺激され
胸を熱くするモノがあった

が…

この作品の極めつけは、
それを経てのプロパガンダな展開じゃ無いかと思った
制作当時、大真面目に軍の宣伝、イメージ向上なんかを求めて入れた描写なのかも知れないけど

戦争の惨劇、顛末の知識がある程度ある現代の私は、最初眉をひそめたし、明らかに歪だと思ったものの
夢の果てにある凄惨な匂いに切なくなり、救いの無さを感じ

作品を強く印象付ける物となった
MIRAGEMAN2

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