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ホブスンの婿選びのmilkypanのネタバレレビュー・内容・結末

ホブスンの婿選び(1954年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

チャールズロートンは憎めないチャーミングさで好きなので気になったけれど白黒映画か、、と見るのを迷ったものの評価がとても高かったので見てみたら大正解!!
まず脚本とストーリーがよく出来てる。長女が自分への蔑みと面倒を見させようとする父親の下心に気づき独立して夢を叶える話。婚期が遅れてる、結婚はできないだろうと父親に笑われてもそれまで家族や仕事に尽くし実質一家の家長だった経験をあらゆる手段で活かして父親をギャフンと言わせたのがなかなか痛快。
賢くて夫を立てつつ、華麗にリードしていく姿は素敵で惚れ惚れしたのと勉強になる。
最初はオドオドしていた夫が妻の励ましと支えにより顔つきや仕事ぶり、性格まで男らしく変わっていく様子が印象的。(演技力もあるけど) また絶対見る。
時代錯誤なシーンはあるもののこういう上質な作品を地上波でどんどんやってほしいな。
嫌ーなことを言ったり態度もひどいのに憎めないし、おもしろくてなんかかわいいキャラクターに見えるのはチャールズロートンだからだと思うw
キャラクターがいい人って得だなあ。
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