たにたに

眠れる森の美女のたにたにのレビュー・感想・評価

眠れる森の美女(1959年製作の映画)
3.7
【赤よ!青よ!】2022年148本目

1959年製作。

華麗なるまでにマレフィセント。
王子と王女の出会いはまさに王道展開。
3人の妖精の名前は、メリーウェザー、フォーナ、フローラ。

マレフィセントに居場所をバレないように、幼少期から3人の妖精に育てられたオーロラ。男性を知らない。ウグイスの歌声を持つ彼女には、ラプンツェルとの相似点を感じます。


"王子は王女と結婚せねばならん!"
フィリップが森で見かけた女性を好きになった時の、父の一言。

ここだけでしたら、ただのおとぎ話に過ぎませんが、フィリップのその後の発言にさすがディズニーさを感じました。

"古いなぁ。もう14世紀ですよ?"
ユーモアさも交えたナイスな返しだと思います。

そして、ヴィランズでも特に人気なマレフィセント。作品よりも彼女の方が知名度が高い。やはりドラゴンに変身できるあたりが最強ですね。糸車の針で命を落とす呪いをかけるという、なんとも変化球な魔法。
魅力しかありません。

ラストの妖精の赤と青の攻防戦も良かったです。
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