80万人以上が涙を流した実話に基づく話しだそうです。そんなに泣けるんじゃほっとけないなと見る事にしました。
3組の60歳直前の人たちによるストーリーです。この人たちが少しずつ絡み合う展開です。３つの話とも手紙やカードがキーとなりますが、ラブレターとはちょっと違う感じもしました。
①大手建設会社を定年退職しベンチャー企業で働き出した孝平と、30年もの間ずっと専業主婦として尽くしてきたちひろは、熟年離婚を決意しますが。。。
②愛妻に先立たれ娘と2人で暮らす医師の静夫は、翻訳家の麗子と知り合います。麗子は、静夫に結婚しようとアプローチをかけますが。。。
③若い頃にビートルズを歌い、今は魚屋をやっている正彦と光江夫婦の話です。愛情あふれる二人の掛け合いがなかなか面白いです😄。こんな夫婦関係はとってもいいなと思います。
途中で入るそれぞれの人生を振り返るナレーションがいいですね。その人が生きて来た人生と言うか、生き様がわかる感じです。人生を長く生きている人は、さすがですね。人生が詰まっているなと感じました。
自分もいつかそういう時期が来るのだろうなと考えながら見ていました。そうは言いつつも、私はあまり感情移入が出来ずに涙が出ませんでした。あんなに世の中うまくいくのかなと言った部分でちょっとばかり冷めてしまったようです。
しかしながら、素直に楽しめば涙を流さずにはいられない良い作品だと思います。
