Kin

家のKinのネタバレレビュー・内容・結末

(1976年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

【勝手に家系ホラー映画祭りvol.5】
公開時にバラサイコシリーズ第二弾として銀座東急で観てから何度目かの鑑賞。地味だけど好きなんだな。初鑑賞時は霊柩車の運転手?が怖くてトラウマ。そんな人が周りに結構居たな。
とにかく主演陣の顔面演技合戦がやばい。ここに参戦できるのは『ヘレディタリー/継承』のトニ・コレットくらい。
今観るとベディ・デイビスの物語内の衰えて行く演技が凄すぎて、『ファーザー』のアンソニー・ホプキンスの演技のルーツだと思えるくらい素晴らしい。オリバー・リードは苦悩する顔演技、カレン・ブラックについては何もしてなくても凄い顔面で迫ってきます。
家族の皆がおかしくなり始めた時の諍いが、夫婦間の久しぶりの夜の営み問題😆だったり、老人のボケだったりと割と身近な家族問題だったり、この家に来なくても有りそうな事だったりするよね。
ラストの悪そうなカレン・ブラックの表情は同じく主演&監督コンビの『恐怖と戦慄の美女』アメリアのラストに引けを取らないほど。監督ダン・カーティスはカレン・ブラックの魅力?を十二分に引き出してる。

あのオルゴールのメロディの中、私の写真も飾って欲しい。


家系ホラー祭り鑑賞予定作品
回転1961→たたり1963→怪奇な恋の物語1968→ヘルハウス1973→家1976→ハウス1977→ 悪魔の棲む家1979→チェンジリング1980→シャイニング1980→ポルターガイスト1982→ ここから先はよくわからない、誰か教えてね。
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