レオ

ホステルのレオのレビュー・感想・評価

ホステル(2005年製作の映画)
3.7
ヨーロッパを旅する3人のアメリカ人の男は、現地の人に美女が集まる穴場的なスポットを教えてもらう。彼らはそこで夢のような夜を楽しむが、その後仲間が1人ずつ不審な失踪を遂げる...というストーリーのバイオレンススリラー。

クエンティン・タランティーノ製作総指揮、イーライ・ロス監督というハマる人にはハマるし、ダメな人は徹底的にダメそうな布陣。自分はけっこう好きな映画だった。

前半は男達が街で楽しい夜を過ごす「生」のパート、中盤は殺人クラブから地獄のような拷問を受ける「死」のパート、そして脱出から復讐というふたたび「生」を取り戻すパートという分かりやすい構成をしている。

エログロ度はこのジャンルでは普通レベルって感じで、ゴアシーンのクオリティもまちまちな感じがあるけど、テンポよく色々な絵を見せてくれるから飽きない。オープニングの血と一緒に骨片か歯みたいなのが流れてくるシーンが一番印象的かな。

拷問ホラーにしては勧善懲悪でどこか爽やかさを感じるストーリー展開。胸糞感が緩和されてるので、エンタメとしては良いんじゃないだろうか。

■共通項目
脚本:☆☆☆☆
映像:☆☆☆☆☆
音楽:☆☆☆☆
役者:☆☆☆
キャラクター:☆☆☆
オリジナリティ:☆☆☆
個人的好き度:☆☆☆☆

■ジャンル項目(スリラー、バイオレンス、スプラッター)
ビックリ度:☆☆☆
ドキドキ度:☆☆☆☆
エログロ度:☆☆☆☆
(恐怖度:35)
レオ

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