一見まともに見える人間が裏では楽しそうに殺人を犯し、その後も何食わぬ顔で一般社会に溶け込む。
こういう映画はだいたい好き。
電話の写メや、切羽詰まった状況で知らない言語で話始める不安感だったりと、不穏な空気を漂わせる演出が良かった。
じわじわ来るわ。
個人的に殺人云々の前に、あの旅行自体が死ぬほどつまんなそう。
どんだけ女とヤリたいんだこいつらって思ってしまう。混浴サウナとかに来る女とか絶対まともな奴いねーだろ….
クラブとかも何が楽しいんや….
あと、ジジィが男の太ももに触るシーン、キレすぎだろ…外国人ってあそこまで過剰反応すんの…??
被害者の内に2名の日本人が出てくるが、明らかに片言の日本語を喋っているので萎えた。
しかも物語的に全く必要ない存在なので、なぜ登場させたか意味がわからない….
目をバーナーで焼かれるシーンは、日本の怪談のお岩さんをオマージュしているそうだ。
他の日本要素といえば、三池崇史がカメオ出演しているらしいがどこに出てきたんだ…??
ジジィが言っていた「”生"とのつながりを感じていたい」というセリフが印象的。
B級映画といえばそれまでだけど、事実として似たビジネスが裏社会で存在するのが恐ろしい。
撮影を依頼して、スナッフフィルム(殺人映像)を購入する富裕層が実在するからね。
[ 追記 ]
あのグラサンハゲが三池崇史だったのか……ドニー・イェンかと思ったわ