kenjiotowaki

風が吹くままのkenjiotowakiのレビュー・感想・評価

風が吹くまま(1999年製作の映画)
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仕事で他人が死ぬのを今か今かと待つのって嫌だなぁ、メディアって伝えなきゃいけない使命に駆られてか「なんだかなぁ」って思うようなことしてるよなぁって思っちゃうけど観て面白がってるのはコッチだしなぁとか思って途中まで観てた。
そしたら棚ぼた的な命の危機が目の前に。
ファザード君の「なんとなく」は正しかったのである。
こういう国の田舎の生活って行政的なシステムやルールが最小限で文化が豊かなイメージがして羨ましくなるよね。
この監督の映画は風景とそれを作る建物・生き物、人間のルーティン全部が本当に綺麗。まさに、電話が鳴るたびに丘に登る事に僕は情緒を感じちゃうのである。
外国語って言葉の抑揚から感情読むの難しい部分あるけどこの映画は言葉以外の描写でも表現されててわかりやすかった。
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