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深く静かに潜航せよのmhのレビュー・感想・評価

深く静かに潜航せよ(1958年製作の映画)
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アメリカ軍のいう第七水域――豊後水道で何隻もの潜水艦を沈めた帝国海軍の豊後ピート――駆逐艦秋風をやっつける潜水艦もの。
・ふたりの艦長。
・艦長の無茶な訓練でクルーのストレス上昇。
・実戦で訓練の成果が出てから一転、艦長の評価が上がる。
・撃沈されたふりのゴミの射出に戦死したクルーを含める。
など、潜水艦もののお決まり展開を丁寧にやってくれる。
東京ローズのプロパガンダ放送が伏線になってる(自艦が撃沈されたことになってるのがそれでわかる)のは盲点だった
平底船だから魚雷は当たらないという会話が鮮やか! まさかそれも仕掛けになってるとは思わなかった。
ミニチュア特撮も多いけど、艦内の再現度はめちゃ高い。
験担ぎにポスターの女の子のケツ触っていく細部いいね。
とはいえ、昔の映画なので、盛り上がりにはかけるよねーとか思ってググると、
「眼下の敵」の翌年公開! だったらダメじゃん! 引きずられちゃってるよ!
いやいや、けっこう面白かったです。
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