めっちゃ面白い。何よりメンバーそれぞれの個性が立ってるし、それぞれの作品やキャラクターの良さ、個性を殺さずに一つの作品として共存して楽しめるところがすごい。単体のヒーローが終結すると「あれ、このキャラの扱い雑じゃない？」という事象が発生しそうだけど、それが一切無かったのが素晴らしいと思った。それぞれ単体作品で持ち味を出しているからこそ全てのキャラクターに移入して観れるし、比較は良くないけどDCヒーローの「ジャスティス・リーグ」にはそれが無かった。ストーリーもロキが主要で出てたり、「キャプテン・アメリカ」1作目との関連性があったりで適当さが無く見応えがあった。終盤戦の敵が無限に出てきて気が遠くなる場面は圧巻。個人的には紅一点としてスカーレットヨハンソン演じるブラック・ウィドウの魅力がすごかったのと、ハルクの活躍が好き。あまりエンドロール後のカットは好きじゃないんだけど、今作のみんなで気まずそうに食事してるシーンは笑えて最高の締めだった。
