Tai

アベンジャーズのTaiのレビュー・感想・評価

アベンジャーズ(2012年製作の映画)
3.7
ここからヤツとの戦いが始まった‼︎

アベンジャーズを振り返る第6弾!
「日本よ、これが映画だ」なんてフレーズが劇場公開当時は話題を呼んでいましたが、確かにこれもひとつの映画というエンターテイメントとして立派なド派手さがありました。
映画に芸術性を求める人達にはカチンとさせるフレーズでしたが(笑
私はどちらの映画も好きなので問題無しです‼︎

アベンジャーズシリーズの凄いところはシナリオの構成にあると思うんですよね。
これだけ主役級のキャラクターを出演させ、かつそれぞれに物語を持たせ、しっかりと見せ場を作る。
「これまでの作品観てきた人達はわかってるよね?」で済ませないで、何となくでも彼らがどういった人物なのか程度には触れているので、ここから入って更に深く知りたいと思えば過去作品に戻る気になれる感じが素晴らしいと思います。
何とは言いませんが、邦画のヒーロー大集合お祭り騒ぎとは一線を書きますね。
お祭り騒ぎではあるんだけれども、ただのパーティーではなく、目的をもった伝統あるお祭りをみているようです。
むしろこのお祭りのために、各作品があったんだということがよく分かります。

個々がどんなに強力であろうとも、協力しあうことが出来なければ、更に強大な敵には勝てないというストーリーを書く上での教科書のような展開。
「船頭多くして船山を登る」が「呉越同舟」になった瞬間がたまりません!
キャップがまさにアベンジャーズのキャップになった瞬間に鳥肌‼︎
なんだかんだで至る作品でも最強な核ミサイル!
結局、サノスに核を打ち込んで終わりとかないですよね?(^言^;)ドキドキ

そして大好きなエンドロール後のカット。
シリーズ中で1番好きですね。
皆んなが人間らしい!
お疲れ様でした!と言いたくなります。
特にキャップ!本当にお疲れ様でした!

アベンジャーズ4が来年5月3日に全米公開が発表され、同時にキャプテン・アメリカを演じてきたクリス・エヴァンスが卒業との発表も。
とにかく悲しいですが、私にできるのは新作公開までに、この超亀ペースでアベンジャーズをおさらいしているのを新作公開までに終わらせ、キャップの超勇士を拝めることをひたすら待つことですね!
Tai

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