てる

アベンジャーズのてるのレビュー・感想・評価

アベンジャーズ(2012年製作の映画)
3.6
久々に観た。忘れてるもんだねぇ。全く覚えてなかった。初めて観るような新鮮な気持ちで観ることができた。どちらにしろ、観る必要がある作品を観てから改めて観ると当然感想も変わってくるわけで、様々なキャラクターに感情移入が出来て、以前より楽しめたであろうことは確かだ。
今回の話しって序章にしか過ぎないんだね。サノスはほぼ絡んでこない。ロキがヴィランの親玉だ。ソーを観ていたため、彼らの事情はわかっているけど、特に込み上げてくるものはなかった。今回はヒーロー側に焦点を当てていて、ヴィラン側の話は薄めだった。ロキもハルクにあっさり負けて、というかボロボロにというか手も足も出なかったというか完敗で、感傷に浸る余裕もない。せめて、ソーと戦えばいいのに。
一方、ヒーロー側といえば、反発しあっている。女王蜂しかいないので、お互いが自分の意見を主張し、他人の意見を聞かない。まぁ、各々が大変な事件でも自分一人で解決してきた者が集まってるわけで、当然といえば当然だ。まだ、仲間になる前の尖っている状態なわけだ。しかし、そんな彼らもさすがアベンジャーズに選ばれたわけあって、正義感と責任感は強い。敵を目の前にしたときの団結は中々だ。お互いがピンチになったときは助けあっていた。全員が一同に会するあのカットはさすがに覚えていたし、込み上げてくるものがあった。おぉ、ついに背中を預けられるようになったかと。このカットのために、あの言い争いがあったのだと分かった。あの喧嘩があったからこそ、感動するカットになっている。
戦力的には絶望的だったが、さすがはアベンジャーズ。揉める切っ掛けになった核の力も使って、無事に地球をロキの魔の手から救った。このまま、アベンジャーズシリーズを見続けてしまうんだろうなぁ。長いんだよなぁ。
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