痛快ロードムービー♪この映画に深みを与えたのは、謎のハーレー乗り（山崎努）の存在でしょう（笑）最初から、最後までその正体は謎（爆）でも良い味出してるんですねぇコレが。何の仕事してるの？何故、ホットドックしか喰わないの？何故、主人公の後をつけるの？ホントに謎だらけのオヤジです。いざと云うとき主人公を助け、彼の恋の行方もそれとなく気にするこのオヤジ！！！最高ですぜ♪
ただ、この映画全体の流れとしては、単純な笑いに走るコメディー映画ではない作りになっているのですが、長崎にいるヒロインの所に告白しに行く前後の展開だけが、笑いを狙ったコメディーになってしまっていてちょっと浮いていたのが残念でした。それまで良い雰囲気で話しが展開されていたのに、かなり大げさで馬鹿げた展開は、それまでの流れを考えるとちょっと残念だったかなぁ。ヒロインに告白してから後は、また淡々とした演出に戻るので、やっぱ一番盛り上がるハズの告白シーン前後が、浮いてしまっているんです。でも、それ意外はホントに楽しめた映画でした。若いウチは、恋に無謀になり、みっともないくらい恋に焦がれる方がいいですよね。でも今の世は、それがストーカーとか色々歪んだモノになってしまう｡｡゛(ﾉ><)ﾉ ﾋｨ
沢山恋をして、沢山楽しい思いや沢山嫌な思いもして人は成長するのです（ホントかよ！）それが出来る人は素晴らしいと思います。恋にはウブなくらいが良いのです。
変な知識ばかり先行し、ただ快楽を求めるなんて…。
こんな世の中だから、この映画は光輝いてるのかもねぇ。いつしかこの映画の主人公の行動が「当たり前じゃん！」って言える世の中になるといいなぁ～って思います♪
