回想シーンでご飯3杯いける

X-メンの回想シーンでご飯3杯いけるのレビュー・感想・評価

X-メン(2000年製作の映画)
3.6
マシュー・ボーンが監督した「ファースト・ジェネレーション」が面白かったので、X-MENシリーズを公開順で見直す事にした。

何故かこの1作目だけがカタカナ表記の「X-メン」。映像面では最近の作品に見劣りするものの、ミュータント登録法案を題材として持ち込み、人種差別問題のメタファーとしての作風は、この時点でしっかり確立されている。

ミュータント毎の能力が三すくみ構造で絡み合う面白さも、ばっちり描かれているし、シンプルであるが故に、結構ハマる。

個人的には、ケリー上院議員の、保守派でありながら、どこかコミカルな描かれ方がツボ。敢えて言えば、最近のX-MENにはないB級感が、この作品の魅力かもしれない。