えでぃ

X-メンのえでぃのレビュー・感想・評価

X-メン(2000年製作の映画)
3.6
人間社会から忌み嫌われているミュータントたち。
"ミュータント登録法案"が成立するのを恐れているチャールズ・エグゼビア教授は、人類との共存に希望を持っており、X-MEN というミュータント・チームを組織していた。

それに対抗するのが、ミュータントが人類を支配すべきだと主張するマグニートーだった。



正義と悪の分かり易い図式だが、行き過ぎていなければどちらが正しいか分からないものを感じてしまう。

ミュータントたちの能力は恐ろしくもあり素晴らしいものでもあるが、その前に彼らを隔離するという人間の考えに一番恐ろしいものを感じました。

両刃の剣のような存在である彼らとの付き合いを始める前から拒絶している姿は、繰り返される歴史となんら変わらない。

本編ですが、X-MEN のブレーンとも言うべきチャールズが倒れ、すべて後手後手の戦いとなり、まんまとマグニートーの策略に嵌まっていましたが、最後はウルヴァリンの男気が勝っているようでした。

映像も素晴らしく、その後シリーズ化されるのも納得の作品でした。
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