そもそもはティム・バートンが1984年に、30分弱の短編として作った作品なのですが、2012年に87分にして、ティム・バートン自身がリメイクしました。
そういった事情もあって、ティム・バートンの甘酸っぱい物がたくさん詰まった、ティム・バートン感炸裂しまくりの快作です。
もう完全にティム・バートン・ワールドなので唯一無二なのです。
似たような作品が多いハリウッド産3DCG作品(本作はストップ・モーションですが)とはレベルが違うのです。
今時、小さな人形と小さなセットを作って、一コマずつ撮ってるんですよ! 気の遠くなるような細かくて繊細な作業を積み上げていく作業を経て制作されているんですよ! それなのに(それだから?)作り手側の楽しさがビンビン伝わってくるような感じがするんです。
ティム・バートンの頭の中は宮崎駿級に凄いのだと思います。