ティム・バートンとディズニーが組んだアニメの傑作。
ティム・バートン監督が手掛けたディズニーのアニメ。スパーキーという犬とヴィクター少年の物語という事で、愛犬にメロメロな私ですから手にしてしまった作品。
モノクロのアニメで最初は若干見づらいかな？という印象でしたが、あのバートン監督の世界にすぐに引きづりこまれました。交通事故により愛犬スパーキーを失った少年。その落ち込み様は他人事でない辛さを感じました。
人間より寿命の短いペットの命。初めから承知して飼い始めるのですが失った時の切なさを感じられる方も多いのではないでしょうか。
ペットと云うより愛する友を失ってしまった少年は、学校の科学の実験で知った事を基に、墓地からスパーキーを掘り出してしまう。
そして、見事にスパーキーを生きかえすことに成功するが、クラスメートに知られてしまい町中に彼らの再生した動物のオバケ？が溢れて大騒ぎになるが・・・。
ディズニーのアニメという事で堅苦しいことを考えずにティム・バートンの世界で繰り広げる少年と愛犬の愛情物語の世界に、見事にはまりました。深夜の時間帯に鑑賞したにもかかわらず睡魔に襲われることなく一気に見切りました。
キャラクターの描き方などは子供向けそのままで実に可笑しい姿ですが、スパーキーの少年の足元を走り回る姿が何とも言えないほど可愛いです。
こんな主従関係をペットときづきあげる事が出来たら素晴らしいと感じてしまったのが、見終わった後の印象でした。おそらくこの作品は再度見る事になるでしょう。寂しい心を慰めるのには丁度良いのではないでしょうか？。
