初期作の偉大さを超えられなかった前作から、再びサム・ニールとローラ・ダーンをキャストに呼び戻して制作されたシリーズ3作品目。
監督は『ミクロキッズ』『ジュマンジ』といったVFXに強いジョー・ジョンストンに変更されたものの、製作総指揮にスピルバーグが就く形に。
過去作がマイケル・クライトンの原作を描いたのに対し、今作は完全オリジナル。
原点回帰をテーマにしており、人間の愚かさが随所に感じられる。
しかし、はじめから無理やり過ぎる流れでの上陸からラストまでツッコミどころが満載。サバイバルに関しても少年が2ヶ月生き抜いたところに無理がある。
島のセキュリティの問題もどうなっていたのか疑問。
何よりあの両親、、、イライラしました。
様々ありますが、90分で観れちゃう短さと、パニックモノとしての間違えのなさはあったかな、と。映像は2001年作品としてはかなり良いものだと思うし、今観ても怖さは感じられました。
ボツとなったシーンもあったようですが、長ったらしくなるのでなくて良かった！笑
ウィリアム・H・メイシー、マイケル・ジェッターといった渋い役者も良い味出してましたね！
個人的には『天使のくれた時間』のティア・レオーネを観れて感激しました！やはり美しい！
ま、その分あの母親の姿が逆にキツかった。
この後『ジュラシック・ワールド』シリーズが始まるのですが、そちらは俄然ハードル上がっております。大丈夫でしょうか？
