備忘録
中学1年生の時に鑑賞。
同時上映は太陽のきずあと。
劇場公開された中で一番古いジャッキー・チェン「主演」作品。
ジャッキーが整形前で、目も一重で素朴な青年って印象。
映画としても素朴な出来。
カンフーアクションもレベルは高いが、特に凄いほどではない。
日本版の主題歌「ミラクル・ガイ」がすごく効果的で、これが有るのと無いのとでは全く印象が違う(これは東映公開作全体にいえると思う)。
この「ミラクル・ガイ」のレコードも持っていた。
このレコードには映画音声も入っており、今まで口がきけないと思っていた主人公がラストバトル前の台詞(中華風な音楽の後「がーふー!」と叫ぶ)が入っていた。レコードジャケットに「ジャッキー音声入り!」と書いてあったが、この頃の香港映画はアフレコで別人の声だった…。
一時期、漫才の中川家がよくこの映画のラストシーンを真似ていた。
饅頭の皮を向いて食べるシーンが美味しそうで、豚まんで真似ていた。
ちなみに蛇拳で、白飯と油菜(×あぶらな ○やうちょい 広東料理)を食べるのも美味しそうで、こちらはほうれん草のお浸しや鍋物の野菜で真似ていた(当時は香港の油菜を知らなかった)。
この映画も「ジャッキー・チェン大会」等で何度も鑑賞。
特訓のシーンが蛇拳、酔拳、笑拳ぽくて追加撮影したのかと思ったこともあったが、そうでもなさそう。
テレビ放送された後には、お約束の木人ごっこが流行った(アホな小中学生限定)。
敵の中にユン・ピョウがいる。
素朴な割には、何度も観たからか印象深い作品。