荒川自転車乃介

E.T.の荒川自転車乃介のレビュー・感想・評価

E.T.(1982年製作の映画)
4.0
かなり前に見た映画を飛行機内で再視聴した。
映画としてはオーソドックスな展開なのだが、見せ場がたくさんあって、飽きさせない。とてもよくできている。
主人公がE.T.とまず出会うが、E.T.を追いかけてくる警察や科学者が存在する。他にも、母親から隠さねばならないなどの様々な試練が主人公に与えられる。最後は元の世界に返すまでが描かれるのだか、その試練をどう逃れるか、みたいなところで色々なアイデアを見せてくれる。
また、ラストシーン近くで、主人公たちが自転車で追っ手の車から逃げるシーンなどは、映画史に残る名シーンだと思う。
1980年代の映画だと、多くの映画は古びてしまうが、この作品は古びていない。今見ても十分に楽しめる娯楽映画の傑作の一つだと思う。