PikKa

E.T.のPikKaのレビュー・感想・評価

E.T.(1982年製作の映画)
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アクシデントによって地上に取り残された異星人E.T.と、そこで出会った少年たちとの交流や再び星に帰っていくまでを、感情を揺さぶる名曲とともに壮大な世界観で描いた不朽の名作。

作りものの映画の中の出来事だと分かっていても毎回気づいたらE.T.やエリオットたちを応援しているんです。
E.T.との最期の場面は毎回涙腺が緩んで喉元が熱くこみ上げてくるものがあって苦しくなるし、その後で枯れた花が甦るのを目にしたエリオットの興奮や子どもたちがトラックと自転車で逃げ出す場面とかはドキドキする。
建設中の住宅地を自転車でアクロバティックに逃げ回るスタントは何度観ても興奮するほどかっこいいし爽快。
そして自転車が空に向かって飛び上がる場面、お馴染みのあの名曲の一番の盛り上がりの部分がオーケストラ演奏で重なるからこその興奮と感動!
自転車ごと空を飛んでいると気付いた瞬間の子どもたちの表情も本当に最高なんです。

別れの場面では感情豊かなE.T.や子どもたちの姿に感極まってしまって、大人になった今でも毎回ボロ泣きしてしまう…
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