88じじいの呼吸コノヨイ88

ボローニャの夕暮れの88じじいの呼吸コノヨイ88のレビュー・感想・評価

ボローニャの夕暮れ(2008年製作の映画)
4.0
作中、時代背景を軸に「家庭全てが狂い始めるが一周廻ると正常に戻ってしまう」という裏々を描写する構図やシーン、サスペンスやミステリーを越えた家族モノとなっている。

「病深い家族話」の見立てをラスト寸前で好転させる演出は、一本どころか千本ぐらい取られる、ここな辺がイタリアの必殺技。