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捨て身のならず者のmitakosamaのレビュー・感想・評価

捨て身のならず者(1970年製作の映画)
3.0
降旗監督・健さん主演と、後々まで組まれるコンビ作。

健さんが新聞記事として暴力団の巨悪を追う、という物語。
圧力がかかり、記者を辞め、更に冤罪で服役。出所後もしつこく事件を追及する。

やはり不満なのは、記者として巨悪を白日の元に晒して欲しかったが、最後は拳銃でのドンパチで決着するということ。
中盤、死んだはずの男が生きているか、墓を暴いて確認するシーンは割と良かったのに。
真実を報道するのがマスコミの正義の貫き方だろうに。

ヒロインは浜美枝、ヤクザに狙われる役だが、特にヒロインっぽい振る舞いはないんだよな。
この時代の浜美枝はファッションが大概可愛いのだが、この作品はちょい変。新幹線ホームでのマッシュルームカットに小さなハット被ってるの、おかしいよ(笑)

ムショ内にいた、おネェキャラに由利徹。コメディリリーフにしても酷すぎる。
喧嘩腰になって自分の両乳首をクリクリしたり笑、踊りながら「あたし宝塚受験したのよ」とか笑、健さんに胸ぐらを掴まれ「あぁっいぃっ」と悶えてみたり笑
ある意味メチャクチャ主演食ってるんじゃないか?笑
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