『ドライビングMissデイジー』のブルース・ベレスフォード監督作品。
…にしてもスコア低っ！
シャロン・ストーンは過去に『氷の微笑』を観たっきり。僅かながら記憶に残っているは超セクシー女優のイメージ。
今作ではほぼノーメイクで挑む女性死刑囚。とは言え美しい顔立ちはメイクに頼るまでも無く。
終始辛い結末を想像するも何処かでハッピーエンドも期待しながら、何よりタイトルにある最後のダンスシーンを想像しながら観進めた。恩赦自体の知識が浅いうえアメリカに於ける恩赦課なるものの存在なんて全く知らなかった。但し、劇中描かれるのは さして必要性を感じないずさんな体質となると果たして真に受けて良いのか疑問だけど。
引き込まれそうで引き込まれ切れないちょっとしたストレスを感じながらもピュア過ぎる恋の結末は見届けたい。通して残酷で切ない、でもふと冷静になるとツッコミどころとスルー出来ない違和感は拭いきれず感情にブレーキがかかってしまうのは少々残念。
なんともスッキリしない、もう一歩感は否めないところだけど、美し過ぎる死刑囚と何よりタージ・マハルのラストショットは救い。
