群青

ONE PIECE ワンピース THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵の群青のレビュー・感想・評価

2.3
FILM REDを機に再鑑賞&再レビュー。


前作で暗いのは駄目だ、となったのか底抜けに明るい雰囲気になっている。
今回再鑑賞した中で評価が180°変わりました!おもしれーじゃん!

やっぱり前作とのギャップが激しい。前作が映画シリーズでも屈指のシリアスのトーンなのでこっちの底抜けに明るくギャグなのが、ある意味ワンピースらしさを出せていて楽しかった。

いや、確かにクオリティ自体はテレビスペシャルレベルなのは変わんないけど宝探しの謎解きとか肝心の中身がダジャレだったり、敵もギャグ寄りのためとにかくテンポが軽い。敵を演じている稲垣吾郎も素人ながらキャラに合っていたと思う。
どうでもいいが、敵をまだ解散していないSMAPの一人、敵幹部が干される前の極楽とんぼ、主題歌は人数が多い時のNEWS、となんかすげえ組み合わせ笑

何より一味同士の掛け合いが多い。デッドエンドでも思ったけど無闇に一人ずつ戦うより掛け合っている方がずっと楽しい。

ロボットという原作の尾田栄一郎がワンピースの次にやりたいジャンルをこの作品でやっているのもポイント。おだっちがロボットものを描くとこんな感じかなぁ?が予想できて非常に良い。
フランキーにいて欲しかった笑


残念なのがナミが動くたびに胸が揺れるところ。動かなくてもセリフを言っただけで動いたりもする。過剰…


あとやっぱりはやっぱりなんだけど劇場版にするにはクオリティそのものが…
この後はそれまでのエピソードを編集し直したものだったし、wiki情報だけど長野、富山、秋田はアニメがこの作品の公開年の2006年9月末から打ち切りになっている。

思えばこの時期がONE PIECEのアニメとしては危険な時期だったのかもしれない。
群青

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