尊敬するイ・チャンドンの作品だから、というわけではないが、定期的に観る。で、何度見返しても、ミジャおばあの、あの息苦しい感じが辛い。
どれだけ波乱万丈だったのか、それが全部過ぎて、いま、そこにいるの…
日和見で生きてきた女が詩を学ぶことで世界の在り方を知っていき、非情な決断に向かって行く地獄巡りのような話だった。
詩の良し悪しは観客にはわからないけど、詩は現実を見ることという話だけは叩き込まれて、…
私のなかで消化しきれない映画。ほとんど感情が台詞にされていない。観ながら、ミジャはいつか孫に対して泣きながら怒ったり悲しんだりすると思っていたが、最後までそういうシーンは無かった。ポエトリー、映画全…
>>続きを読む深い洞察と様々な要素の絶妙のバランス。苦手な老人もの大嫌いな自殺ものだってのに突っ込む隙いや称賛する隙すら与えてくれない。あたかも現実であるかのように自然に流れついた結末にただ呆然と見惚れた。なんだ…
>>続きを読む心にグサッと突き刺さり、グリグリされるような。きつかった。最高なんですけどね。
超辛い展開の中でミジャの可愛さだけが唯一の救いなのに、最後はその救いすら…。
シークレットサンシャインはあんまり好き…
イ・チャンドンの映画は、いつも失礼ながら、ある種【恐いもの=現実みたさ】で観る。ただ、その殆どで自分が想像していた以上のものを突きつけられて言葉がなくなる。主人公が【美しくない現実】から詩を紡ぎ出す…
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