誠実。
イチャンドン。
孫のレイプ事件。詩を習うこと。そして健忘症。
その3点が、密接に、複雑に、
物語的に絡み合っていくわけではないが、
(ドラマを大きく盛り上げにかかるわけではなく)
あく…
その昔中原中也の詩集を頑張って読み始めたけど全く理解できなかった自分にはちょっと難しかった。というより詩集のように何度も読み返して吟味するわけではなく、映像と共に流れる数秒の字幕のインアウトの間に理…
>>続きを読む同監督作「シークレット・サンシャイン」を観たとき、同じような気持ちになったことを思い出した。
…引きずります。
話にどんどん引き込まれ、進むにつれ登場人物たちの心情がジワジワとリアルに伝わってくる…
比較的わかりやすかった初期作に対して、「シークレット・サンシャイン」、この「ポエトリー」と見る者の感性を試すような作り。
世界観には引き込まれるが、地盤が監督の真意を汲み取れたとは思えない。
時…
川とはまるで、あちらの世界とこちらの世界を別ける境界線のようなものに思う。
川からはじまるこのストーリーの行き着く先は、どちらなのか? オープニングのカットが素晴らしく、ここでタイトル入れるのかと…
女子を輪姦して自殺に追い込んだ孫、そしてその友達たち、その親たちは示談金を積んで収束させようとする。
この国のカラーなのだろうと思う。
そしてまた、この国も少子高齢社会を迎え、アルツハイマー病や老人…