今最悪の話題であるn番部屋事件を思い出すけど、やはり諸悪の根源は人が他人の尊厳を踏みにじり、その連鎖が続くことだと痛感。
最悪なことが起きたとき、それを経験した人のことを想像すらしてあげない人が多…
イ・チャンドン監督の映画は、見ている側(観客、第三者?)をどうしようもない感情にさせる
ミジャは愚かで嫌な部分がよく見えるが、とても美しい
街の人が生きている
お金も地位も持っている男が障害を…
本当にイチャンドンは素晴らしい目線を持っている監督だと思う。ある事件が起こった時、この人の目線ではどうだろうっていう。見過ごされがちなその人の目線からだと実は豊かな本質が見えて来る。
ヤンミジャはラ…
詩とは(不在の)他者への呼びかけである。この映画が美しいのは、きみとわたしが絶対的に異なっているにもかかわらず、他者に対して言葉と身体を使い、呼びかけようとするからだ。それは孤独を深めることにしかな…
>>続きを読むふとした瞬間、シャワー浴びている時に泣いちゃう感じ凄いリアルだなあって思った。申し訳なさを抱えれば抱えれるほど被害者に声かけられなくて、一番失礼に見えているんだろうなあとか、こんな場面でお酒飲んじゃ…
>>続きを読む主人公をおばあさんに置き、さらに詩を題材に置くという珍しさが良い。
老年の創作や性と少年少女の暴力や死が絡められていて、人生のままならなさが悲しい。
ショッキングなシーンや悲しいシーンに美しい陽光…
久しぶりにDVDで。
主人公ミジャは、性暴力に苦しみ自殺した被害者に対して心を痛めながらも、加害者の一人である孫息子のためになんとか金を工面する。その方法。
性暴力を直接的には一切描いていないんだ…
河を流れる死体から始まるファーストシーンだが、音楽もほとんどなく話が静かに進んでいく。
大事なところでかーなり説明をはしょってたりする。でもラストでその理由がわかる。
この構成はほんとにすばら、最後…