稲

ポエトリー アグネスの詩(うた)の稲のレビュー・感想・評価

3.8
死は責任を取ることになりうるのか?ミジャは結局責任から逃れ続けたのではないか?とずっと考えていたけれど
ミジャの選択はただアグネスを見つめる中で自然と共鳴したゆえのものだと気がついた
暴力によって失われた他者の人生を見つめ続ければ 自分と重なり合ってしまうくらい暴力に溢れている

他者を想像することが大切だと考えていたけれど それを真剣に行うことは美しさとともに新たな悲しみも生み出すのかも、やるせない
稲