孫と二人暮しのおばあちゃんが何となく詩を書き始めてみる映画。
イ・チャンドンらしい静かかつドスンと来るお話。ミジャには災難な出来事が続いていてそれもキツいんだけど、事件をなるべく穏便に済ませたい父親たちの対応にさらにうわぁと。アグネスの母に杏の話をしてその場を立ち去ろうとしたときに、自分が本来は何をしに来たのかをハッと思い出してしまうシーンはかなりキツい。今まで詩とか日記を軽く見てた()んだけど、出来事や感情を言語化することで何か見えてくるものがあるのではないのか、という事を思わされた処暑の候ですよ。
てか副題ネタバレやん!