すごーく嫌な話がすごく美しいなと思って印象的。
いくつになっても女性は女性であるがゆえに自分が受けてきたいろんな性被害を忘れられない。
けど、ミジャくらいのおばあちゃん世代ってきっとそれを封じ込めて、なかったことにしてきていた。
それなのに孫の同級生の女の子の事件をきっかけにそのことを考えざるを得なくなる。
詩を習ったことも関係あるかもしれないしないかもしれない。
けど、見ず知らずの女の子に、60歳くらい年の離れた彼女が寄り添うシスターフッド的な要素があった。
イ・チャンドンはなぜこんなに人の気持がわかるのか。想像力が優れすぎてる。