とぅん

ポエトリー アグネスの詩(うた)のとぅんのネタバレレビュー・内容・結末

3.4

このレビューはネタバレを含みます

娘の代わりに孫を育てながら暮らしているミジャが、詩と出会って、日常の中で感じた想いを詩にしていくまでのドラマ。
•••っていうのを勝手に想像して見始めたら、冒頭から川に浮かんでる水死体が出てきて、「あ、これ違うやつだ」って思った。

ミジャが詩に出会って、日常で感じた事をメモして詩を作ろうとしたりってのは確かにあるんだけど、全編に流れる男たちの気持ち悪い描写の連打で本当に嫌な気持ちになった。

孫が冒頭で死んでいた子の自殺の原因を作っていたことがわかった後の孫の様子だったり、孫と一緒にやらかしてた奴らの親が酒飲みながら示談金の話してたり、ヘルパーの仕事先の金持ちっぽいおっさんも詩を嗜む会で下ネタ繰り出してくる刑事のおっさんも、出るわ出るわのクソ男エピソード。

最後は警察に連れて行かれるのをじっと見ていたミジャ。
アグネスへの詩が流れて終わる。何て重苦しい作品だったのか。
とぅん

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