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ポエトリー アグネスの詩(うた)の白のネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

「美はそれだけでは存在せず、醜さに対置し、苦しみや悲しみを経ることもある」。それを知るための心の旅路。そうして人生を重ね合わせ、アグネスの想いに寄り添った彼女の詩作は、慈しみに満ちていた。
つまり、目に見えているものだけが美ではないのだ。そう告げた彼女の姿は、いつの間にか私たちの目の前からいなくなっていた。
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