2010年製作。脚本監督イ・チャンドン。
アルツハイマーの老女が詩を書き始める話かと思っていたら。
川から少女が流れて来る。冒頭のシーンだ。その少女の死に嘆き悲しむ母親を横目で見遣る主人公のミジ…
イチャンドンは人間が好きだ。しかし、彼は他の人間が好きなタイプの作家とは群を抜いて人間を厳しく、醜く容赦なく描く。しかし、彼は人間の美しさも描ける。つまり人間を現実的に誠実に描く作家だ。人間は矛盾だ…
>>続きを読む140分を感じさせない、的確さ。
全くダレることが無いのは、全てのシーンが必要で伝えたい事に対して的確だから。
詩を通して、目に見える事物ではなく、目には見えない大切なものを主人公だけは見る事がで…
2010年カンヌ国際映画祭 脚本賞、エキュメニカル・スペシャル・メンション 受賞
66歳のミジャは、娘から預かった孫の面倒を見ている。
その孫が友人5人と共に、自殺した少女のいじめに関与したとして…
何もしない、それが逃げのように見えてなりませんでした。
同級生を自殺に追い込む集団強姦事件を起こした孫に対しても、孫の面倒をみてない娘に対しても、お金で片付けようとする親達に対しても。
だからこそ…
派手ではないけど、見たことない、新しい物語に触れることができたような
「孤独」「家族と分かり合えない」「人生がむなしい」というような題材の映画はもう100回くらい観てるのに、そこに「詩の教室に通い始…
微妙な感じ。自分では分からなくはないと思うが。
テーマとなるのが、主人公のヤン・ミジュ(ユン・ジョンヒ)が、罪を犯した孫との関わりなのか、他市で暮らす娘とのことなのか、自身の病気のことなのか、…
2012年に鑑賞
[あらすじ]
初老の女性ミジャは、介護ヘルパーの仕事と生活保護で、釜山で働く娘の代わりに、中学3年生の孫ジョンウクを一人で育てている。身体の不調と物忘れのひどさから受診した病院から…
「バーニング」で感動してイ・チャンドン監督の作品をもっと観たくなりレンタルした「ポエトリー アグネスの詩」。
まずこのタイトルが一見してあんまりおもしろくなさそうなところがスゴい。どうやらあえてそう…
詩を習う現実逃避おばさんの
理解しがたいストーリー。
息子の育児を放棄している娘とも
仲が良いと言ってしまう甘やかしっぷり。
遅くに息子友達が突然遊びに
来ても追い返すこともない。
自分の好きな…