映画には観るべきタイミングがある。作品が己が心情と寄り添う時に運命を感じる。今まさにユン・ドンジュ詩集を持ち歩き何度も読んで韓国詩に興味持つ自分にとって、友人がこの作品を勧めてくれたことは奇跡に近い…
>>続きを読む主人公のおばあちゃんが健気すぎる。こんなにも健気で心が清い人のなのに、周りがクズすぎてとても不遇な環境におかれてそのうえアルツハイマーまで患ってしまって、それでも詩の教室に通って詩を書こうと前向きに…
>>続きを読む醜さを通り過ぎた先にある美しさ。
オープニングとエンディングの合わせ鏡のように、川の流れが2人の命を繋ぐ。陰惨な事件、隠蔽、問われない責任。被害者の親さえも心より金を取る世の中に、加害者の祖母だけ…
【可愛いおばあさん、または韓国映画の成熟】
(以下は10年前に某映画サイトに投稿したレビューです。時代性を加味してお読み下さい。某サイトは現在は消滅していますので、ここでしか読めません。)
私は…
このレビューはネタバレを含みます
140分を感じさせない、的確さ。
全くダレることが無いのは、全てのシーンが必要で伝えたい事に対して的確だから。
詩を通して、目に見える事物ではなく、目には見えない大切なものを主人公だけは見る事がで…
🇰🇷🎥レビューが続きます…
目指してる🇰🇷人に少しずつ近づいてきてる気もします🤏
「oasis」「バーニング」とマイベストムービー殿堂入りしてるイ・チャンドン監督作品でAmazon💽でもプレミア価…
現実に起きた出来事の惨さ、悲しみに向き合おうとしない穢れに満ちた世界のなかで、無垢なる心を持ったミジャは、自らの内から消えゆく言葉を紡ごうともがき、孫の犯した罪の犠牲となったアグネスの声を聴き取るこ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
2010年カンヌ国際映画祭 脚本賞、エキュメニカル・スペシャル・メンション 受賞
66歳のミジャは、娘から預かった孫の面倒を見ている。
その孫が友人5人と共に、自殺した少女のいじめに関与したとして…