【第63回カンヌ映画祭 脚本賞】
『シークレット・サンシャイン』『オアシス』のイ・チャンドン監督作品。一緒に暮らす孫がある事件の加害者になってしまったことから揺らぐ女性を描いた作品。
テーマとして…
(別媒体から感想を転記)
2023/08/26
「イ・チャンドン レトロスペクティヴ4K」特集、はじめる。初めて観るイ・チャンドン。本作は、初老のミジャが詩を始め、世界の美しさを感じ取ろうとするが…
ずっと観たいと探していましたが、いつも借りられていたり、無かったりで半ば諦めながらも、ちょこちょこ覗いていて、はたと灯台下暗しと思い、Huluを見たらありました。
よっしゃぁ!
イ・チャンドン監督…
ヤンさんの詩がよく分からなくてもよく見て何度も噛み締めることで、苦かったり、苦しかったり、辛かったり、辛かったり、つまらなかったり、面白かったり、美味しかったり、と味が染み出す映画。
詩は若者に人…
映画における《語り》の、ひとつの極地を見た気がして震えた。それは、やがて映画を含めた創作の本質へと届き得るものでもある。
今作には大まかに二つのラインがあって、並行している。
①ある少女の死にまつ…
このレビューはネタバレを含みます
娘の代わりに孫を育てながら暮らしているミジャが、詩と出会って、日常の中で感じた想いを詩にしていくまでのドラマ。
•••っていうのを勝手に想像して見始めたら、冒頭から川に浮かんでる水死体が出てきて、「…