このレビューはネタバレを含みます
微妙な感じ。自分では分からなくはないと思うが。
テーマとなるのが、主人公のヤン・ミジュ(ユン・ジョンヒ)が、罪を犯した孫との関わりなのか、他市で暮らす娘とのことなのか、自身の病気のことなのか、…
最初と最後の川のシーンがまるっきり同じ。 全編、おばあさんばかりで華やかさはないが構成がとても上手いので長尺なのにも関わらず全く飽きないし芸術性も高い。 「動」のタイプの韓国映画はたくさん観てきたが…
>>続きを読む自身のアルツハイマーと孫が関係した事件を抱えながら、詩作の魅力に気付いた主人公が見た世界の美しさよ。見ること、徹底して見ることですよ。それが詩作に繋がり、生きることに繋がっていきます。創作の楽しみと…
>>続きを読む(別媒体から感想を転記)
2023/08/26
「イ・チャンドン レトロスペクティヴ4K」特集、はじめる。初めて観るイ・チャンドン。本作は、初老のミジャが詩を始め、世界の美しさを感じ取ろうとするが…
ずっと観たいと探していましたが、いつも借りられていたり、無かったりで半ば諦めながらも、ちょこちょこ覗いていて、はたと灯台下暗しと思い、Huluを見たらありました。
よっしゃぁ!
イ・チャンドン監督…
ヤンさんの詩がよく分からなくてもよく見て何度も噛み締めることで、苦かったり、苦しかったり、辛かったり、辛かったり、つまらなかったり、面白かったり、美味しかったり、と味が染み出す映画。
詩は若者に人…
映画における《語り》の、ひとつの極地を見た気がして震えた。それは、やがて映画を含めた創作の本質へと届き得るものでもある。
今作には大まかに二つのラインがあって、並行している。
①ある少女の死にまつ…