このレビューはネタバレを含みます
混血メスティーソではあるが、インディオではない、とはどういうことだろうか。白人とラテンアメリカの人の間に生まれた子どもは白人なのか、ラテンアメリカ人なのか。
アンデスの人々や風習に対する偏見。西洋…
16世紀のアンデスにやって来たスペイン人遠征隊を批判的に捉える映画を撮りに、ボリビアの先住民の村までやって来た撮影隊。
でも先住民に対する差別意識が無自覚にあって、その横柄な態度は結果的に、彼らが撮…
ホルヘ・サンヒネス監督作品。
16世紀にアンデスを征服したスペイン遠征隊を批判的に描く映画を製作しようと、撮影隊が現地インディオの村を訪れるが・・・という話。
そこまでかっちりしていない程よく力の…
映画制作を映画にしていたけれど、観てると‘映画’と‘映画の中の映画’との境界が途中本当にわからなくなる。家を燃やしたりインディオを殺す演出が、演出のためにほんとに燃やしたり殺したりしてるように見えて…
>>続きを読むインディオのための映画を作るという大義名分を掲げた映画製作者たちの行動が、無意識のうちに彼らが描くスペイン人の侵略の歴史にシンクロするが、それに気づかないという構成がおもしろかった。
過去と現在に共…
現代アートハウス入門 3日目
大きな流れはわかったけど、ボリビアや植民地、先住民についての知識がない私にはむずかしい、、
ドキュメンタリーっぽいけど、ドキュメンタリーじゃなくて(祭りは実在するし…
現代アートハウス入門2にて観賞。
初鑑賞。ボリビア映画も初めてなら、ホルヘ・サンヒネス作品も初めて。こういうのに出会えるのもこのイベントの良さ。
16世紀にアンデスにやってきたスペイン人遠征隊を…
先住民族の村に資本主義的な価値観を内在化した監督達が来る話 映画として映っているものがその監督達のカメラを通した視点になっているので、監督達のその視点が揺るがされるところでその映画を見ている側として…
>>続きを読む©GRUPO UKAMAU