オーウェン

クリミナル・ロウのオーウェンのレビュー・感想・評価

クリミナル・ロウ(1989年製作の映画)
2.6
ケビン・ベーコンとゲイリー・オールドマンという期待を抱かせる共演だが、いまいちベーコンのキャラが整理しきれていない印象がある。

レイプ容疑を掛けられているマーチンを無罪放免にした敏腕弁護士のチェイス。
しかしその後も似た殺人は繰り返し起き、チェイスはマーチンにまたしても弁護依頼をされる。

この映画犯人が誰かを隠そうともしないし、否定させようともしない。
つまりはベーコンとゲイリー二人のキャラにのみ絞って進んでいく。

殺人シーンもなくベーコンのキャラが不気味というだけであり、本質的にゾクッとさせるような怖さもない。

ラストも何か中途半端だし、ベーコンの初の悪役やゲイリーが知られる前のキャラとしてなら見ものかもしれない。
オーウェン

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