自分が無罪に持ち込んでしまった連続殺人の容疑者に翻弄される弁護士の話。
ゲイリー・オールドマン x ケビン・ベーコンW主演。マーティン・キャンベル監督。
ゲイリーは出演4作目、JFKやレオンより前。この頃たぶん二人とも悪役イメージまだない頃、だけどすでに悪役オーラは感じられどっちも怪しく悪人に見えるのが面白い。そしてかっこいい。
女性連続殺人を犯すにも理由があるし、そんな犯人を無罪に持ち込んだのもこの弁護士が｢勝ち｣にこだわり裁判をゲームのように考えてるから。
自分が勝ちにこだわるばかりに起きてしまったことに苦悩する弁護士、ある出来事から心に大きな傷を負い復讐心を燃やす男、二人の行く末と心の叫びが痛々しい。
皮肉な結末でモヤモヤが残るけどなかなか面白かった。
復讐の矛先、そっちなの…？って思ったけど、自分と同じ目にあう人をこれ以上増やさないためにはそっちになるのかな。
