みてべいびー

逆噴射家族のみてべいびーのネタバレレビュー・内容・結末

逆噴射家族(1984年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

いやぁ面白い。小ネタの面白さと方々に見え隠れする切なさで言えば5点満点。そして何ちゅー大胆さ、誰にも真似できないですねこの映画は、、、
一人湯船に浮かんだ汚れを地道に取り除く父。なぜか自宅でストリップ劇場繰り広げる母。受験勉強の眠気覚ましに太ももに錐ぶっ刺す息子。夜中に喘ぎながらチャイナドレスで演技練習する娘。そして近所の子供の顔にボール投げつけて喜ぶ祖父。冷静にぶっ飛びすぎな家族を病気と決めつけて一家心中を謀る悩める父のお話。
この映画観てシロアリに恐怖を覚える人は少なくないだろうな、、、ゆうて一家の方が恐ろしいけど。シロアリ殺そうとしてガソリン撒いて秒で火事になるところめっちゃ笑ってしまった。あとさ、夜中にあんな大騒ぎして家爆発までしてたら、とっくに警察呼ばれてるだろってツッコまずにはいられない。でも最後の家族の画が美しくて微笑ましくて、それで全て良かった。犬麻呂も生きてて良かった。ありがとう。
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