アノ

愛と血の大地のアノのレビュー・感想・評価

愛と血の大地(1948年製作の映画)
4.0
領地を州から独立させようと戦う一族の話で、これはかなり好調のジョージ・マーシャル。
追い返すときも説得するときも平然と発砲して負傷させる軽やかな残虐性が面白い。
終盤の南軍の総攻撃のスケールのデカさも上々。俯瞰で炎上する渓谷の全貌を捉えながら火薬入りの樽をガンガン転がしていく様は痛快。
ホットフィールド・コナーが後続の馬に轢き潰されるシーン、カット割ってないのでノースタントのように見えるのだがどうやって撮ったんだろうか…。

ヴァン・ヘフリンに煽られたスーザン・ヘイワードが立ち上がるとき、涎をダラダラ垂れ流しながら喜ぶので驚いた。この時代の障害者の演出としては攻めてると思う。
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