何発弾あんだっつうの。怒って大声出しながら死ぬばばあっていうのはクリシェかギャグかそれとも大まじめなのか。フェリーニならそんなこと自体気にならなかったのだから細部と全体の出来はそういうとこにまで響い…
>>続きを読む2024.3.23
れんが屋にて鑑賞
永山則夫連続射殺事件をモデルにした社会派。
捕まるまでを描く。
殺人という行為そのものはあっさりと描かれるし、なぜ殺したかを追っていく話ではないところが、こ…
「疲れますが」
犯罪心理描写などは比較的希薄。縦軸に圧倒的貧しさ+横軸に時代背景。当時の文化が細密に撮られているので見応えある。2時間アッという間。構図やカットも斬新。面白かった。演じる年齢幅が広…
冒頭、原田大二郎が犬を本当に蹴飛ばしたのでアッタマ来て観るのやめました。何年も前に観た(観てないけど)のですが、蹴られた犬の動揺した顔が脳裏にこびり付いて離れません。映画とはいえやっていい事とやって…
>>続きを読む【1970年キネマ旬報日本映画ベストテン 第10位】
新藤兼人監督作品。1968年に連続殺人事件を起こした永山則夫を題材につくられた作品。主演は新人だった原田大二郎、その母を乙羽信子が演じている。
…
連続殺人で死刑になった永山則夫を元ネタに作られた映画。
集団就職に失敗し、転落していく青年の物語。
新卒で就職した会社を辞めてしまい、次の会社、また次の会社と転々とし、気が付けば底辺に落ち、ついに…
のちの作家としても有名になる死刑囚、永山則夫の人生をセミドキュメンタリーにしている。実録ものという言葉が流行する以前だし、永山則夫連続射殺事件の二年後なので、まだ死刑になる前だし、手記が世に出る前の…
>>続きを読む格差は、ある。踏みつけられてきた。だから、踏み返した。それが罪というなら、どうすれば彼らは救われるのか。安倍元総理の事件が起きた今、観ることができてよかった。
何事も長続きせず、嘘を塗り重ね、異常が…
永山則夫は『ヒミズ』の元ネタか。現在と過去を行き来して決定論的に描いている。
ライティングがホラーっぽいのがよかった。老いる母親、名古屋で出会った女、新宿のアパート。逮捕後、実家に記者が押し寄せるシ…