裸の十九才に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

「裸の十九才」に投稿された感想・評価

Omizu

Omizuの感想・評価

3.9

【1970年キネマ旬報日本映画ベストテン 第10位】
新藤兼人監督作品。1968年に連続殺人事件を起こした永山則夫を題材につくられた作品。主演は新人だった原田大二郎、その母を乙羽信子が演じている。

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連続殺人で死刑になった永山則夫を元ネタに作られた映画。

集団就職に失敗し、転落していく青年の物語。
新卒で就職した会社を辞めてしまい、次の会社、また次の会社と転々とし、気が付けば底辺に落ち、ついに…

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詩郎

詩郎の感想・評価

3.5
幼少期の回想がつらい
いろんなことをやって道を見失ってる主人公を見てるのもつらい
ekn

eknの感想・評価

3.5

永山則夫は『ヒミズ』の元ネタか。現在と過去を行き来して決定論的に描いている。
ライティングがホラーっぽいのがよかった。老いる母親、名古屋で出会った女、新宿のアパート。逮捕後、実家に記者が押し寄せるシ…

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永山則夫事件を題材に北の貧困家庭から集団就職で上京した16才の少年が都会の暮らしで屈折していき、米軍基地から盗んだ銃が唯一の拠り所となって暴発していく様を、当時の時代背景と過去の育った環境を織り混ぜ…

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Jimmy

Jimmyの感想・評価

4.0

この映画、新藤兼人監督が「十九才にして連続射殺犯」となった男を丹念に描いている。

物語は、青森から集団就職で東京のフルーツパーラーで働く若者(原田大二郎)であるが、勤めは長くは続かない。大阪の会社…

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深緑

深緑の感想・評価

3.5

永山則夫インスパイア系。

彼にまつわるルポ等を読んだ事がないので、これがどれ程事実に則しているかは分かりませんが自分にはやや露悪的過ぎた。

ただ、それでもちゃんと「うわぁ…」とはなりました。

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nekosuki

nekosukiの感想・評価

3.5

未成年が起こした凶悪犯罪の量刑を決める際に必ず持ち出される“永山基準”。
その元になった事件の映画化。

進藤兼人監督作品、愛妻の乙羽信子が犯人の母親を演じた。

東北の寒村で親が出稼ぎに出て留守番…

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永山則夫事件に触発されて製作された作品。モスクワ映画祭グランプリと原田大二郎で有名。やっと観れたという感じ。70年という時代は、加害者に対して優しい時代だったのではないかと感じる。確かに貧困と無知が…

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Roca

Rocaの感想・評価

3.8

貧しい家庭、家出した父親、中学卒業後集団就職で東京へ。仕事を辞めた後と生い立ちが交差して描かれる。
安易、見栄っ張り、突然暴力的になるところが危うくてハラハラした。
罪の意識が無いところ、問題の多い…

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