連続殺人で死刑になった永山則夫を元ネタに作られた映画。
集団就職に失敗し、転落していく青年の物語。
新卒で就職した会社を辞めてしまい、次の会社、また次の会社と転々とし、気が付けば底辺に落ち、ついに人を殺してしまう。
50年以上経った今も社会構造はそう変わらないんじゃないかなぁ。
殺す相手は誰だってよかったんだろう。
安倍総理と岸田総理を狙ったテロも同じような感じに思えた。
幼少期から貧乏で暮らしで辛かっただろうが、やったことを許すことはできない。
マスコミが殺人犯の母親である乙羽信子を追いかけ、ガラスを突き破って家の中に入ってくる光景はゾンビ映画のようだった。
60年代のクラブカルチャーが今見てもオシャレだった。
クラブで流れる音楽も女性のファッションもよかった。