ポケ文太郎

華麗なる女銀行家のポケ文太郎のレビュー・感想・評価

華麗なる女銀行家(1980年製作の映画)
4.2
1980年 フランス🇫🇷

「狂乱の時代」と呼ばれた1920年代フランスで金融業界のみならず政界をも揺るがした女性のお話で実在した銀行家マルト・アノーの生涯をベースにした大作ドラマです

貧しい帽子屋の出で詐欺師だった女性がいかにして成り上がったか、ひとりの女性の激動の人生を2時間ちょっとで描いたのだから少々安直なところもありますがエンタメ映画として大変面白かったです

なによりも主演のロミー・シュナイダーの魅力が満載でファンとしては大満足
マニッシュなものからエレガントなドレス姿まで彼女を引き立てるファッションもみものです

同性愛者だった主人公が初めて興味を持った男性は若手代議士候補(ダニエル・メグイシュ)
全てを手に入れた女性が若いツバメに入れ込む話はよくありますが、一番驚いたのは
メグイシュの胸毛の密度、ほぼプードルの毛量でかなり引きました(ロミー様があんな男に抱かれているのかっ⁈…役だけど)

この撮影の頃から既にアルコールに依存する傾向があったようですが本作からはそのんな姿は微塵も感じられませんでした

凛としたロミー様をいつまでも眺めていたかったです
なんでDVD📀出ていないの?
ポケ文太郎

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