演出3
演技3
脚本2
撮影3
音楽5
照明5
インプレッション2
西部劇的主人公(どこからか来て、どこかへと去っていく流れ者)によるフィルムノワール的なドラマを、アート系映画のような演出で味付けした、そんな感じ。確かにその特殊な掛け算は珍しく特筆すべきだろうし、変に奇をてらった作品にもなっていない。
印象深いシーンも沢山あった。
ライアン・ゴズリングとキャリー・マリガンが、マリガンの部屋で見つめあい、微笑み合う穏やかで静謐な時間。
暗闇の中、ロン・パールマンの乗る車の向こう側に突如ライアンの車のヘッドライトがつき(まるでスピルバーグ監督の『激突』のような不気味さ)、パールマンの車にアタックするシーン。